先週の仙台に続き、明日からは福島の会津若松に行って「郷人」の振り付け

このチームの名前を聞いて最初に思い出したのはあの時の事

今から9年前、2004年に茨城県の久慈郡大子町(だいご)にある「ベアーメディック」の熊田社長から「この茨城でも是非YOSAKOIソーラン祭りを開催したいので、是非協力して欲しい」と依頼を受け、まずそのベアーメディックの社員で構成されたチームの振り付けを行い、そして第1回「常陸国YOSAKOI祭り」の審査員として立ち会った。

その記念すべき第1回常陸国YOSAKOI祭りで優勝を飾ったのが、会津からやってきた「郷人」だった。

戦国武将を思わせる荘厳な出で立ち、歴史上でも有名な白虎隊をイメージした子ども達、その踊る姿は今まで札幌で見てきた数々のYOSAKOIソーランチームとはまったく違った雰囲気を醸し出していた。

あれから9年、郷人は東北および関東の祭りで常に上位を争う有名なチームになり、札幌のYOSAKOIソーランでも常連になった。

まさか自分がそのチームの振り付けを担当する事になるとは夢にも思っていなかったので、少々ビックリすると共に軽くプレッシャーを感じながら、出来上がった曲を聴いていた。

作曲は「Seventh Works」の和泉先生。和泉先生とは毎年たくさんのチームで一緒に仕事をさせてもらっているが、毎回振り付け意欲をそそられるいい曲を作ってくる。

今回もまさに「会津魂」を感じさせる素晴らしい曲で「さぁ!あとは振り付けですよ」っとさらにプレッシャーをかけられたような気持ちだ。

まぁ・・そのプレッシャーこそ自分にとっては「望むところ」

それを楽しんでこそプロの振付師ってもんだ。

さーて・・・明日からの2日間、どんなドラマが待っているか非常にワクワクしてます\(~o~)/


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で・・今日は午前のレッスンが終わってから、マテリアルに行って振り付けの最終チェック。

ちょっとネタバラシで申し訳ないんですが、今回なんとあの狭いステージにイントレを組んで、立体感を出したと・・

おおおーなかなかやるじゃん。うちもショーケースの時はいつも出しているが、結構効果的で、いい作戦なのだ。あとは踊り子達が暗いなかでうまく乗り降りができるかどうか・・

本番までその辺をしっかり練習して、くれぐれも事故のないよう気をつけて下さい。
なんせみんな身体が資本だから、ケガしたら自分の替わりはいませんからね。

こちらは4月12日に新曲披露となる。

どんなステージになるのか、今から楽しみである。




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