今村組、炎の合宿 無事に終了しました

熱い・・ホントに熱い2日間でした
そして南三陸町は1年数ヶ月たった今も、胸が痛くなるような風景がいっぱいでした。

今、新千歳空港から札幌に向かってます。
詳細は後ほど



すみません・・・

写真を編集してPCに向かう元気がありません・・・

今日は寝ます・・

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「陸仙海」南三陸と気仙沼から関西京都今村組と共に札幌で思いを伝えるべく集まった子ども達

しかし、その表情や踊りにはまったく覇気がなく、まるで運動会の南中ソーランでも踊っているかのようだった。

初めての今村組本体との合同練習で、その独特のピリピリした空気、緊張感に圧倒されたと言う事も当然あるが、正直・・ガッカリした。

こんなもんかと・・

練習していた会場のすぐ後ろには、骨組みと化したあの防災センターや、いまだに放置された車の残骸、瓦礫の山・・・テレビの映像では何度となく目にした光景だったが、実際にこの場所に来ると何とも言いがたい胸をしめつけられるような恐怖さえ感じた。

ここで起きた事、失った物、亡くした心、そんなやるせない気持ちを踊りにぶつけてほしい、決して上手に踊って欲しいとか、カッコ良く踊って欲しいとか・・そんな事は思ってない、ただ、必死には歯を食いしばってがむしゃらに踊っている姿を見せて欲しい・・・

それがただ一つの願いだった。

京都のメンバーも、何とかこの子達に本当の自分、本当の気持ちをさらけ出して欲しい・・その一心で必死に踊っていた。その踊りには、苦しいのはあんたらだけじゃない、うちらだって・・震災にあってなくても辛い事、苦しい事、いっぱいあるで・・
一緒に頑張ろうや・・

そんな言葉が聞こえて来そうな気合いと意気込みを見せた。


夜、体育館に移動し何とかしてこの子達に気持ちを素直に爆発させたい・・今村先生と相談して色々試してみた。
一つだけわずかな光が見えた・・そのキーワードは「鬼ごっこ」だった・・

まぁ詳しく話すと長くなるので省略するが、子ども達はちょっとしたきっかけで劇的に変化する。それがよく見えた瞬間だった。

そして1日目の最後の演舞では、やっと・・やっと今村組と陸仙海メンバーが一つになれたような気がした。


もう・・大丈夫だろう。

先生が子ども達にかけた言葉・・あんたらには、この場所で生きているあんたらにしかできない踊りがあるはずや・・それを見せてみー

どんな苦しい事があっても、わいらは前に進まなきゃあかんのや


今村組2012.5.12.1











今村組2012.5.12.2











今村組2012.5.13.3











今村組2012.5.13.4











今村組2012.5.13.5











翔吾











今村組2012.5.13.6











今村組2012.5.13.2











2日間の合宿最後の演舞・・
まさに関西京都今村組と陸仙海が一つになった炎の踊り

練習をずっと見ていた陸仙海のお母さん、お父さん達も思わず涙を流していた。

今村組2012.5.13.7











今村組2012.5.13.12











今村組2012.5.13.13
















ここからの写真には、言葉など付けられません・・・

ただ、ただ、祈るのみです。

南三陸町2012.5.12.1











南三陸町2012.5.12.2











南三陸町2012.5.12.4











南三陸町2012.5.13.1











南三陸町2012.5.13.2












この場所で居酒屋をやっていたおおもり食堂、店も住居もすべて流されたそうです。
今はプレハブの小さなスペースで営業を再開したとの事。

マスターはとっても優しいいい人でした。

南三陸町2012.5.13.3











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