さて今週末は毎年恒例となった関西京都今村組札幌遠征最終合宿

場所は京都にあるカトリック野外礼拝センター

まず敷地内に入ると目に飛び込んでくる巨大な十字架

個人的にはとても好きな感じ・・(^_^;)



関西京都今村組合宿2009.1












さらにこれは今回の宿泊場所。
このような小さなコテージがいくつも点在して、ちょっとしたキャンプ場のようである。

関西京都今村組合宿2009.5







関西京都今村組合宿2009.6








照りつける太陽の下、この時期の札幌では考えられない暑さの中、すでに練習は始まっていた。

まずはパレード構成。

関西京都今村組合宿2009.2







関西京都今村組合宿2009.3







関西京都今村組合宿2009.4








途中から音響および地方車担当の時田さんも来て、練習だというのにこの大音響(^^)/

凄すぎです・・・

関西京都今村組合宿2009.7








パレードが一通り決まってからは、西8丁目のステージ構成

関西京都今村組合宿2009.8







最後は降りしきる雨の中、渾身の踊りを披露。

関西京都今村組合宿2009.10







毎回驚かされる事が多いこのチームだが、今回もまたキレ味鋭い動きと、圧倒的なスピード感で見ている人間を引き込んでいく。

さらに今回目を見張る物があった。

龍太の振付師としての才能だ。

以前はただ勢いに任せた激しい踊りだけが目立っていたが、今年の振り付けを見て
分割による前後左右のバランスを考えた高低の対比、緩急を使ったメリハリ、人の動かし方など・・
とてもバランス良くまとまっていて、あえて自分が手を加えたくなるような部分は見つからなかった。

やはり、いいメンバーのいるチームは振付師も育てる。

なぜなら、高い要求に応えられるメンバーがいれば、振付師はさらに高い所を目指し自ら考え研究をする。

その繰り返しがお互いの上達に繋がるのである。

ただ、やはりここ最近年齢層の幅が非常に広いため、踊りの統一感という意味ではバラツキが目立つ。低学年の子達がどこまで先輩達のグループについて行けるのか?そこが最大のポイントとなるだろう。


それともう一つ。
札幌遠征にあたって、関東や近隣の支部と合同でチームを作っているという事。
やはり大人数で踊る場合、カウントが合っているからと言って動きそのもののも同じになるという訳ではない。
普段離れている者同士が、同じチームとして踊るのはとても難しい事だ。

原因の一つは「呼吸」である。

こればっかりはいつも同じ場所で練習していないとなかなか難しい。
先生をはじめ、チームリーダー達も熱心に指導にあたるが、なかなか揃って来ない。

これはやはり何回も繰り返し踊り、お互いがまわりの呼吸を感じながら踊るしかないのだ。



今村組はメンバーの入れ替わりが激しい。

数ヶ月前に会ったはずの子が、いなくなっていてちょっと寂しい気持ちになる。

逃げるのは簡単な事だ。

しかし、一度逃げる事を覚えてしまうと、これから先の長い人生、ちょっと気に入らない事や何かの壁にぶつかっただけで逃げる事を繰り返す。

短い言葉では語り尽くせない事ではあるが、関西京都今村組は色々な面で確かに厳しい。
しかし・・だからこそ、そこにいる価値があるのだ。

今年の踊りは去年を遥かに凌いでいる。

それはやはり、たとえメンバーが変わろうとも、人数が減ろうと増えようと

チーム創設以来絶対に変えることなく受け継がれてきた今村組スピリットが、今回も存分に発揮されているからであろう。


関西京都今村組・・・

今年は再び、やってくれそうな気がする・・・




練習終了後、みんなからこんな素敵なプレゼントをもらった。

まさに自分のイメージピッタリでまたまた感動。

みんな・・ありがとう。


関西京都今村組合宿2009.9








3週間後の札幌で今年もまた見ている人の心に残る素晴らしい演舞と今村組スピリットを存分に発揮して大暴れする事は間違いない。


乞うご期待である。