今日は千歳で行われるYOSAKOIトーナメント
このイベントは普通あちこちで行われる祭りとちょっと違って

まず出場全チームが3チームずつの予選ブロックに分けられ、その3チームが踊り終わる度に審査が行われ、1位になったチームだけ明日の決勝トーナメントで踊る事ができる。

札幌の本祭と同様、ブロックによっては強豪チームがぶつかる事もある。

たまたま時間が空いたので、清田舞童里夢の応援とその他、あちこちのチームにいる知り合いの激励に行ってきた。

清田舞童里夢は案の定、最も一緒に踊りたくないチームと当たってしまい踊る前から少々落胆していたが、その中の一人が踊る直前の待機場所で

「うちら勝てる可能性あるのかな?」ととっても小さい声でつぶやいた・・・

「踊る前からあきらめるな!勝つチャンスはある。とにかく思いっきり身体を振り回せ!」

と気合いを入れる。

ちっちゃい子達の方が意外と闘志むき出しで「よーし絶対 勝つ!」と息巻いていた(笑)

6時を過ぎたステージには照明も入り、衣裳がとても綺麗に見えた。

何よりも踊っている子供達が、ここぞとばかりにエネルギーをぶつけ、満面の笑顔で踊っている姿にちょっと胸が熱くなった。

もしかしたら、札幌の本祭よりも気合いが入っていたのかも知れない。

結果は・・・残念。やはりあのチームには勝てなかった。

たくさんの子供達が泣いていた。

必死に頑張って来たからこそ涙が出るのだ。

正直言って、彼女達がこのイベントで、ここまで思いを込めて踊っているとは思っていなかった。
そういう意味では、逆に嬉しい気持ちにもなってちょっと複雑な心境だ。

それにしても清田舞童里夢と関わって以来、あのチームにはこれで3連敗している。

やはり、踊りだけではない演出や衣裳の面で劣る部分があるのだろう。
今日は、自分も責任を感じている。


清田舞童里夢のみんな、今日は本当にいい踊りだった。

たまたま残念な結果に終わったけど、ステージで踊っているみんなは、とっても輝いていたよ。

今日みんなが流したその涙、その悔しさは、よさこいだけじゃなく
君達のこれからの人生にとって、きっと役に立つ時が来るだろう。

そして今日届かなかった思いを胸に秘めて、また来年一緒に頑張ろうな。

先生もこの悔しさは忘れない・・・。


来年は審査員があっと驚くような踊りをぶちかましてやろーぜ!