ステージとは特別な空間である。

ギラギラのライト、見下ろす客席、床に敷かれたリノリューム、忙しなく動き回るスタッフ・・・

通常の生活とはまったく違う異空間

初めてそこに立つ者は、この独特の雰囲気に飲まれ立ちすくむ。

だが、何回かそれを繰り返していくと、この恐怖と緊張感がたまらなく心地よくなってくる。

それがステージなのだ。

今日は初めての現地リハーサル。

観客はいないものの、やはりここに立つだけで気分は戦闘モードに突入する。

床の状態、出ハケの順序、立ち位置の確認などをチェックしながら1回通してみる。

やはりいつものスタジオとは訳が違うので、ドキドキしたメンバーも多いだろう。

本番はこの客席が満杯になる。

踊りなんて少しくらい間違ったっていい、立ち位置だってずれてもいい

自分は何のために踊るのか?誰のために踊るのか?

一人一人が自分の思いを精一杯ぶつけて欲しい。

色んな事を犠牲にしてここまでやってきたんだから




コンカリーニョ1







コンカリーニョ2