昨日、全部のレッスン終了後、今村組2006「鬼聖」の振り付け変更のため
札幌支部の2人を緊急に集め、変更点を振り落としした。
今までの振り付けでかなり踊り込んで来たため、ちょっと戸惑っている様子。
なんせ、今度の土日は岐阜の合同合宿でオーディションだ。
ここで結果を出さなければ、今までの努力も水の泡と化す。
札幌の二人はよく頑張っている、ただ今回は頑張ってるというプロセスだけでは
ダメなのだ。何よりも結果を出さなければ意味がない。

今村先生も今回ばかりは、情けをかけず鬼になると言っている。
高崎も、紀州も、もちろん本家も、ダメな奴は切り捨てるだろう。
札幌だって例外じゃない。実力がなければそれまでだ。

その事はうちのメンバーも重々承知しているらしく
「あたし達が頑張らなかったら山内先生の顔に泥を塗る事になるから、絶対頑張ろうね」
「札幌の子も大した事あらへんな!なんて言われたら悔しいから、絶対負けない!」

彼女達は、世話役の相川さんにいつもそう言って闘志を燃やしている。
(なぜか俺の前ではあまりそういう姿を見せないんだが・・・)
今日の夜は、2人で近所の公園に行き遅くまで練習していたらしい。

ここへ来てやっと今村組のスピリットが解ってきたのかも知れない。
踊りで負けても気持ちで負けるな。
イーサンは心のこもった踊りにはきちんと心で答えてくれる。
今週末、札幌支部の2人は今村組合同合宿に向かう。
今まで頑張ってきた自分のため、今村組の踊りを見たいと待っているたくさんの人達のため
苦しいメンバーの中、必死に闘っている翔吾や龍太のため

全てをかけて踊って来て欲しい。